2022年度 組織目標:栄養科
入院患者様の喫食率向上を目指す
□年間目標
給食運営の安定化を図る
入院患者様へ個別対応の充実
他部署との連携を取る
栄養指導の実施件数を増やす
栄養科

(管理栄養士より)
入院中のお食事は治療の一端を担っており、患者様の症状や検査数値・食生活などから患者様一人ひとりの病状に沿ったお食事を提供できるように努めております。また、栄養指導(相談)もお受けしています。
医師の指示に基づき、患者様の日常の生活に沿って、よりよい生活習慣・食生活の提案をさせていただきます。
(調理部より)
基本はご飯・汁物・主菜・副菜・果物(デザート)で提供しています。
また、行事食にも力を入れており、お正月・節句・七夕・クリスマスなど患者様に喜んで頂けるような給食を目指し、栄養士・調理従業員共々日々励んでおります。
<入院食事指導>
入院中のお食事を通して、退院後の食生活の提案をさせていただきます。
退院後も外来にて食事相談を引き続きサポートいたします。
<外来食事指導>
※食事指導(相談)のご予約は医師・看護師・管理栄養士にご相談下さい。相談に応じて随時行います。
①医師の診断 ⇒ ②管理栄養士による食事指導 ⇒ ③ご自宅での食事療法
病院食のご紹介
牡丹餅 ~ ぼたもち ~
3月20日「春の彼岸」に手作りぼた餅を提供しました
◆山菜ちらし寿司 ◆京がんも煮物 ◆赤出汁 ◆ぼた餅
心を込めて一つ一つ丁寧に作ったぼた餅は、皆さまに喜んで頂けた様でした。厨房職員一同、次回も頑張ります!
『ぼた餅』は、表面のひび割れが、この時期に咲くぼたんの花に似ている事からこの名前が付けられたといわれています。
また、ぼた餅の呼び方は四季によって、春は『ぼた餅』、秋は『おはぎ』、夏は『夜船』、冬は『北窓』と4つの呼び名があります。

ご家族さまへ
当院では新型コロナウイルス感染予防の為、面会を禁止させていただいております。そんな中、少しでもご入院中の方の様子をご家族にお伝え出来る事ができないかを考え、一部ではございますが、ご提供させていただきましたお食事の写真を掲載しております。ご覧いただけると幸いです。

栄養相談はじめました
管理栄養士コラム
【第40回 】小魚をたべよう〝きびなご〟
2023-02-20
オススメ
第40回 栄養コラム
小魚を食べよう!〝きびなご〟
きびなごの旬は5~6月と12月~2月の年2回あり、特に寒い時期の方が脂が乗って美味しい時期になります。
きびなごはニシン科の小魚で体長は10センチ程度。イワシの仲間ですが、青魚独特のクセは無く、優しいうま味と淡白な甘味があり、小魚を1尾丸ごと食べる事で栄養を
もれなく摂取することが出来ます。ただ身が柔らかく、鮮度が落ちやすいので、購入したら、早めに食べる事をおすすめします。
☆栄養価と効能☆
【EPA/DHA】
血液サラサラ効果があり、中性脂肪の低下や高血圧などアレルギーの改善に繋がります。
またDHAは人の脳や目の網膜の脂質成分となり、記憶力や集中力の向上や認知症予防、
目の健康維持に働くと言われています。
【カルシウムやビタミンD】
きびなごにはカルシウムやマグネシウム・リンなど丈夫な骨や歯を作るのに欠かせないミネラルとそれらの体内吸収を助けるビタミンDが含まれています。
ビタミンDは血液中のカルシウム濃度を一定に保ったり、筋肉収縮の正常化や免疫機能を調整する働きもあります。
【ビタミンB6】
きびなごにはビタミンB6が魚類の中では比較的多い量を含みます。
ビタミンB6はタンパク質の分解と合成を助ける補酵素としてサポートをします。
タンパク質を多く摂るならば同時にビタミンB6も摂ると相乗効果があります。
【ビタミンB12】
きびなごはビタミンB12も多く含んでいます。
ビタミンB12はビタミンB群の一種で造血作用が主な効果があり貧血の予防に効果的です。
またビタミンB12の不足は慢性疲労やめまいの症状を引き起こすので、これらの症状に悩んでいる人にも効果的です。
【たんぱく質】
きびなごはタンパク質も多く含んでいます。
タンパク質は何と言っても筋肉や各種臓器、髪や爪など体を作る主成分です。免疫力を強化したり、代謝に欠かせない酵素の原料になったりと大事な役割があります。
【ナイアシン】
きびなごは3大栄養素の代謝を助けるナイアシンも含まれています。
ナイアシンはビタミンB群の一種で補酵素として代謝のサポートが主な役割です。
また皮膚や粘膜を健康に保つ効果や二日酔い予防にも効果があります。
☆簡単レシピ☆
きびなごの唐揚げ
【材料】
・ きびなご … 200g
・ 片栗粉 … 適量
・ おろし生姜 … 10g
・ お好みの塩 … 適量
・ 揚げ油 … 適量
【作り方】
① きびなごは軽く水を洗いして、キッチンペーパーで優しく水切りを拭き取ります。
② そこにおろし生姜を優しく手で揉みこんで5~10分程度おきます。
③ その間に揚げ油を鍋に入れて、180℃に温めておきます。
④ ボウルに片栗粉を適量入れて、きびなごを入れて優しく塗します。
⑤ 油が温まったら、きびなごをそっと揚げ油に入れていきます。
⑥ 3~4分程度揚げ、表面が薄っすらきつね色になったら、油切りし上げます。
※揚げ過ぎると固くなるので注意!
⑦粗熱が取れたら、お好みの塩をふりかけて完成。
小魚を食べよう!〝きびなご〟
きびなごの旬は5~6月と12月~2月の年2回あり、特に寒い時期の方が脂が乗って美味しい時期になります。
きびなごはニシン科の小魚で体長は10センチ程度。イワシの仲間ですが、青魚独特のクセは無く、優しいうま味と淡白な甘味があり、小魚を1尾丸ごと食べる事で栄養を
もれなく摂取することが出来ます。ただ身が柔らかく、鮮度が落ちやすいので、購入したら、早めに食べる事をおすすめします。
☆栄養価と効能☆
【EPA/DHA】
血液サラサラ効果があり、中性脂肪の低下や高血圧などアレルギーの改善に繋がります。
またDHAは人の脳や目の網膜の脂質成分となり、記憶力や集中力の向上や認知症予防、
目の健康維持に働くと言われています。
【カルシウムやビタミンD】
きびなごにはカルシウムやマグネシウム・リンなど丈夫な骨や歯を作るのに欠かせないミネラルとそれらの体内吸収を助けるビタミンDが含まれています。
ビタミンDは血液中のカルシウム濃度を一定に保ったり、筋肉収縮の正常化や免疫機能を調整する働きもあります。
【ビタミンB6】
きびなごにはビタミンB6が魚類の中では比較的多い量を含みます。
ビタミンB6はタンパク質の分解と合成を助ける補酵素としてサポートをします。
タンパク質を多く摂るならば同時にビタミンB6も摂ると相乗効果があります。
【ビタミンB12】
きびなごはビタミンB12も多く含んでいます。
ビタミンB12はビタミンB群の一種で造血作用が主な効果があり貧血の予防に効果的です。
またビタミンB12の不足は慢性疲労やめまいの症状を引き起こすので、これらの症状に悩んでいる人にも効果的です。
【たんぱく質】
きびなごはタンパク質も多く含んでいます。
タンパク質は何と言っても筋肉や各種臓器、髪や爪など体を作る主成分です。免疫力を強化したり、代謝に欠かせない酵素の原料になったりと大事な役割があります。
【ナイアシン】
きびなごは3大栄養素の代謝を助けるナイアシンも含まれています。
ナイアシンはビタミンB群の一種で補酵素として代謝のサポートが主な役割です。
また皮膚や粘膜を健康に保つ効果や二日酔い予防にも効果があります。
☆簡単レシピ☆
きびなごの唐揚げ
【材料】
・ きびなご … 200g
・ 片栗粉 … 適量
・ おろし生姜 … 10g
・ お好みの塩 … 適量
・ 揚げ油 … 適量
【作り方】
① きびなごは軽く水を洗いして、キッチンペーパーで優しく水切りを拭き取ります。
② そこにおろし生姜を優しく手で揉みこんで5~10分程度おきます。
③ その間に揚げ油を鍋に入れて、180℃に温めておきます。
④ ボウルに片栗粉を適量入れて、きびなごを入れて優しく塗します。
⑤ 油が温まったら、きびなごをそっと揚げ油に入れていきます。
⑥ 3~4分程度揚げ、表面が薄っすらきつね色になったら、油切りし上げます。
※揚げ過ぎると固くなるので注意!
⑦粗熱が取れたら、お好みの塩をふりかけて完成。

【第39回 】寒い季節はやっぱり〝あずき〟
2023-01-12
オススメ
第39回 栄養コラム
寒い季節にはやっぱり〝あずき〟
あずきの旬は10~2月にかけて秋から冬が旬となります。
乾物で1年中流通するあずきですが、秋に収穫され乾燥してから市場に新豆が出回りだすので、旬がその頃になります。
この時期にあんこ餅やぜんざい、あずき粥など冬を代表的するメニューに多く使われます。
あずきは古くから食されており、8世紀頃に中国から日本に伝わったと言われており、現在では全国の8割が北海道で生産されています。
種類も有名な大納言をはじめエリモショウズ・きたのおとめ・しゅまり・白あずきなど様々です。美味しい豆の選び方は粒が揃っていて、ツヤツヤしたものを選ぶとよいです。
☆栄養価と効能☆
【ポリフェノール】
あずきに含まれる色素の一種ポリフェノールは量も効能も優れている抗酸化作用と言えます。
赤ワインのポリフェノール含有量の2倍、高カカオチョコレートはポリフェノール含有量が多いもののカロリーは高め。その点、あずきはチョコレートの半分のカロリーで豊富なポリフェノールを
含有量しています。あずきポリフェノールにはアントシアニン・イソフラボン・ルチン・レスベラトロール・カテキン等のポリフェノールがあり、各々抗酸化作用の働きがあります。
生活習慣病予防をはじめ、健康・美容・ダイエット効果など沢山の効能を発揮してくれます。
【サポニン】
あずきの皮に含まれており、煮ると消えない泡がサポニンです。
ポリフェノールと同様に抗酸化作用があり、老化予防に効果的です。
またサポニンには利尿作用があり、体内の余分な水分・塩分を排出し、むくみ改善、更に中性脂肪を低下させる働きがあるなどサポニンも様々な効能があります。
【ビタミンB群】
あずきにはビタミンB群が豊富でエネルギー代謝のサポートを行ってくれます。
体内の疲労物質を減らして、回復を高め、疲れにくい体になります。
【食物繊維】
あずきには水溶性と不溶性の食物繊維がバランス良く含まれており、腸内環境を整え、
便秘解消に効果的です。特に不溶性食物繊維が多く、便のカサを増やしてくれます。
【カリウム・カルシウム・亜鉛・鉄】
体に欠かせない栄養素が豊富に含有量されています。
☆簡単ヘルシーレシピ☆
もち麦ぜんざい
【材料】2~3人分
・ゆであずき(市販品(砂糖入り)) … 200g
※ゆであずき(砂糖不使用の場合は砂糖50g~お好みで)
・水 … 250g
・もち麦(乾燥) … 50g
・水 … 150㏄
・塩 … 小さじ1/2
【作り方】
① もち麦は水洗いせず深鍋に入れ、水も一緒にいれる。
② 中火にかけ、沸騰してきたら、極弱火にし、蓋をして20分程度煮る
③ 20分経ったら火を止めて、10分蒸らす。
④ 別の鍋にゆであずきと水を入れて中火にかける。沸騰してきたら、弱火にして
10分程度煮てとろみが出てきたら、塩を加え、甘さを調整する。
※甘味が足りない時は砂糖をお好みで入れる。
⑤器に炊き上がったもち麦を適量入れて、上からあずき汁をかけて完成。

【第38 】冬の王道食材〝大根〟
2022-12-20
オススメ
第38回 栄養コラム
冬の王道食材〝大根〟
1年中スーパーで見かけるようになった大根ですが、旬は冬です。大根の代表的な品種である、青首大根(あおくびだいこん)の旬は12~2月頃の冬です。青首大根は国内で流通している大根の約9割を占めるといわれるため、「大根の旬は冬」と言ってよいでしょう。
旬の大根は甘みがあってみずみずしく、やわらかいのが特徴です。大根は先端部分の方が辛みが強くなりますが、旬の大根は大根おろしにしても辛くなりすぎることもなく、おいしく食べられます。
☆栄養価と効能☆
【ビタミンC】
大根に含まれるビタミンCは抗酸化作用がある事は有名ですが、血管を拡張し、血圧を下げてくれる働きがあります。血管を強くし、動脈硬化の予防に効果的です。
また美肌効果が高く、コラーゲンと一緒に摂ると皮膚や細胞の生成を促進する効果があります。ビタミンCは人の体では合成出来ない為、食品から積極的に取り入れる必要があります。
【カリウム】
大根に含まれるカリウムは降圧作用はもちろん、むくみや利尿作用があります。
また筋肉の弛緩を調整したり、神経細胞の刺激伝達に役立つなど、様々な働きがあります。
体内では多くの細胞内に存在しているため欠かせない栄養素です。
【葉酸】
大根の根よりも葉に多く含まれています。ビタミンB群の一種で主に細胞分裂やDNA合成などに必要な成分です。また動脈硬化を引き起こす原因でもあるホモシステインを減らしたり、赤血球の生産などに役だっています。
【カルシウム】
こちらも根よりも葉に多く含まれるいます。主に骨や歯の構成成分だけでなく細胞の分裂や分化を助けたり、筋肉の収縮をサポート、血液凝固作用を促したり、神経興奮を抑制するなどの
多くの生命維持につながる働きがあります。
【食物繊維】
大根に含まれる食物繊維は腸内環境を整え、免疫力をアップする働きがあります。
食後の血糖値の上昇を抑える働きがあるので糖尿病予防に効果的です。またコレステロールやナトリウムを吸着して体外へ排出するため、高脂血症や高血圧症予防に期待出来ます。
☆おすすめレシピ☆
大根のヘルシーカレー
【材料】5~6人分
・大根(中) … 1/3本
・大根の葉 … 80g
・豚肉(切り落とし) … 300g
・玉ねぎ(中) … 1個
・人参(中) … 1/2本
・トマト … 300g
・椎茸 … 80g
・お好みのカレールウ … 1/2箱(1P/100g)
・おろし生姜 … 10g
・オリゴ糖 … 20g
・水 … 200cc
・オリーブ油 … 大さじ1
・パセリ粉(お好み) … 飾り用
【作り方】
① 大根の葉は良く水洗いして、下茹でする。(灰汁取り)
良く水気を絞って1㎝程度に切っておく。
② 大根は良く水洗いし、皮付きのまま1cmの角切りにする。(又は短冊切り)
③ 玉ねぎ・人参(皮付きのまま)・椎茸も1㎝の角切りにする。
④ トマトは2cmの角切りにする。
⑤ 深鍋にオリーブオイルを敷き、おろし生姜・玉ねぎ・人参・椎茸・大根を入れて
中火で炒める。
⑥ 軽く火が通ったら、豚肉も加えて更に色が変わるまで炒める。
⑦ 大根葉・トマト・オリゴ糖・水を加えて。弱火で具が柔らかくなるまで煮る。
⑧ 具に火が通ったら、一度火を止めて、ルウを割り入れ、再度弱火で加熱する。
⑨ ルウが解けて、ひと煮立ちすればOK。
⑩ 器に盛り付け、お好みでパセリ粉をかけて完成。
※大根やトマトから水分が多くでるので水は規定量より減らすのがポイントです。
冬の王道食材〝大根〟
1年中スーパーで見かけるようになった大根ですが、旬は冬です。大根の代表的な品種である、青首大根(あおくびだいこん)の旬は12~2月頃の冬です。青首大根は国内で流通している大根の約9割を占めるといわれるため、「大根の旬は冬」と言ってよいでしょう。
旬の大根は甘みがあってみずみずしく、やわらかいのが特徴です。大根は先端部分の方が辛みが強くなりますが、旬の大根は大根おろしにしても辛くなりすぎることもなく、おいしく食べられます。
☆栄養価と効能☆
【ビタミンC】
大根に含まれるビタミンCは抗酸化作用がある事は有名ですが、血管を拡張し、血圧を下げてくれる働きがあります。血管を強くし、動脈硬化の予防に効果的です。
また美肌効果が高く、コラーゲンと一緒に摂ると皮膚や細胞の生成を促進する効果があります。ビタミンCは人の体では合成出来ない為、食品から積極的に取り入れる必要があります。
【カリウム】
大根に含まれるカリウムは降圧作用はもちろん、むくみや利尿作用があります。
また筋肉の弛緩を調整したり、神経細胞の刺激伝達に役立つなど、様々な働きがあります。
体内では多くの細胞内に存在しているため欠かせない栄養素です。
【葉酸】
大根の根よりも葉に多く含まれています。ビタミンB群の一種で主に細胞分裂やDNA合成などに必要な成分です。また動脈硬化を引き起こす原因でもあるホモシステインを減らしたり、赤血球の生産などに役だっています。
【カルシウム】
こちらも根よりも葉に多く含まれるいます。主に骨や歯の構成成分だけでなく細胞の分裂や分化を助けたり、筋肉の収縮をサポート、血液凝固作用を促したり、神経興奮を抑制するなどの
多くの生命維持につながる働きがあります。
【食物繊維】
大根に含まれる食物繊維は腸内環境を整え、免疫力をアップする働きがあります。
食後の血糖値の上昇を抑える働きがあるので糖尿病予防に効果的です。またコレステロールやナトリウムを吸着して体外へ排出するため、高脂血症や高血圧症予防に期待出来ます。
☆おすすめレシピ☆
大根のヘルシーカレー
【材料】5~6人分
・大根(中) … 1/3本
・大根の葉 … 80g
・豚肉(切り落とし) … 300g
・玉ねぎ(中) … 1個
・人参(中) … 1/2本
・トマト … 300g
・椎茸 … 80g
・お好みのカレールウ … 1/2箱(1P/100g)
・おろし生姜 … 10g
・オリゴ糖 … 20g
・水 … 200cc
・オリーブ油 … 大さじ1
・パセリ粉(お好み) … 飾り用
【作り方】
① 大根の葉は良く水洗いして、下茹でする。(灰汁取り)
良く水気を絞って1㎝程度に切っておく。
② 大根は良く水洗いし、皮付きのまま1cmの角切りにする。(又は短冊切り)
③ 玉ねぎ・人参(皮付きのまま)・椎茸も1㎝の角切りにする。
④ トマトは2cmの角切りにする。
⑤ 深鍋にオリーブオイルを敷き、おろし生姜・玉ねぎ・人参・椎茸・大根を入れて
中火で炒める。
⑥ 軽く火が通ったら、豚肉も加えて更に色が変わるまで炒める。
⑦ 大根葉・トマト・オリゴ糖・水を加えて。弱火で具が柔らかくなるまで煮る。
⑧ 具に火が通ったら、一度火を止めて、ルウを割り入れ、再度弱火で加熱する。
⑨ ルウが解けて、ひと煮立ちすればOK。
⑩ 器に盛り付け、お好みでパセリ粉をかけて完成。
※大根やトマトから水分が多くでるので水は規定量より減らすのがポイントです。

【第37 】家庭の定番食材〝鯖〟
2022-10-31
オススメ
第37回 栄養コラム
家庭の定番食材〝鯖〟
日本で昔から親しまれている鯖の旬は10~12月です。
「マサバ」は日本近海で獲れる代表的なサバの種類で、「秋さば」「寒さば」などと呼ばれるように、秋から冬にかけてが脂が美味と言われています。
体に多数の黒斑がある「ゴマサバ」は、一年中漁獲されますが、脂質が少なく、一年を通じて味が変わらないのが特徴です。
ただ、鯖は非常に鮮度が落ちやすい魚なので、新鮮なうちに食す事が大切です。
「マサバ」は日本近海で獲れる代表的なサバの種類で、「秋さば」「寒さば」などと呼ばれるように、秋から冬にかけてが脂が美味と言われています。
体に多数の黒斑がある「ゴマサバ」は、一年中漁獲されますが、脂質が少なく、一年を通じて味が変わらないのが特徴です。
ただ、鯖は非常に鮮度が落ちやすい魚なので、新鮮なうちに食す事が大切です。
☆栄養価と効能☆
【オメガ3脂肪酸】
鯖には必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸を豊富に含まれており、心臓機能の維持、心臓病リスクを下げてくれる働きがあります。またうつ病や精神安定、子供のADHD症状の緩和にも効果があると言われています。更に抗炎症効果・効アレルギー効果、眼精疲労の緩和、睡眠の質を改善するなど、現代人には欠かせない健康効果が分かっています。
【ビタミンB12】
鯖にはビタミンB12が多く含まれるおり、葉酸とともに赤血球中のヘモグロビンの生成を促す栄養で悪性貧血を予防する効果があります。また、神経機能を正常に維持したり、傷ついた末梢神経を修復したりする効果もあります。
【ビタミンⅮ】
鯖には脂溶性ビタミンのビタミンDが含まれており、含有量は魚の中でも多めです。
ビタミンDにはカルシウムやリンの吸収を良くし、骨の形成や促進、強化する働きがあります。
【セレン】
鯖にはミネラルの一種であるセレンが他の魚に比べて豊富に含まれています。
セレンはたんぱく質と結合すると体に吸収され易くなる性質があり、非常に高い抗酸化作用があるので、がん予防やアンチエイジングに効果があります。
☆おすすめレシピ☆
鯖の竜田焼き
【材料】2人分
・鯖(無塩) …2切れ
・片栗粉 …15g
・オリーブオイル …大さじ3
・お好みで塩又はポン酢 …適量
【作り方】
- 鯖はペーパータオルで軽く水気を拭き取る(臭みの原因)
- 食べやすい大きさに切り、取れる範囲で骨を取っておく。
- 片栗粉をまんべんなくまぶす。フライパンにオリーブオイルを入れ熱しておく。
- 油がはじかないようにそっと鯖を入れ中火で揚げ焼きにする。
- 両面きつね色になったら取り出し、油をきる。
- 粗熱が取れたら、お好みで塩やポン酢などかけて完成。
※ポイント!無塩で調理すれば、食べる時にお好みの調味料をかけることで、少ない調味料でも満足できるので減塩になります。

【第36】不老不死の果実〝イチジク〟
2022-09-15
オススメ
第36回 栄養コラム
不老不死の果実〝イチジク〟
イチジクは夏から秋にかけて出回り、9月に旬を迎える果物です。実の内部に花をつけ、外から花が見えないことから「無花果」という漢字の由来があります。
果実の中に白い花をつけて肥大するイチジクはプチプチとした食感が特徴です。
栄養豊富なイチジクは美と健康に欠かせない食品です。
☆栄養価と効能☆
【ペクチン】
イチジクには水溶性食物繊維の一種である「ペクチン」が含まれており、水分を保持する性質があることから、小腸において、栄養の消化吸収スピードを遅らせるのに役立ちます。
また不溶性食物繊維もバランス良く含まれおり、便のカサを増やして、便通を促す作用があります。
【フィシン】
イチジクにはたんぱく質を分解する酵素である「フィシン」が含まれており、たんぱく質の消化に役立ちます。たんぱく質と一緒に摂ったり、食後に取ったりすると、消化吸収を促してくれる働きがあります。
【アントシアニン】
イチジクには有害な刺激から目を守り、目の働きを助ける作用があります。また紫外線や刺激やストレスにより増えた活性酸素はシミやくすみ、たるみなど肌トラブルを引き起こす原因となりますが、アントシアニンは強い抗酸化作用があり、活性酸素から肌を守ってくれますし、コラーゲン生成を促す作用もあります。
【植物性エストロゲン】
イチジクには植物性エストロゲンが含まれており、卵巣ホルモンとよく似た働きがあります。女性特有の体の不調をイチジクには緩和する効果があります。
【鉄・カルシウム・マグネシウム】
イチジクには鉄やカルシウムマグネシウムなども含まれており、貧血予防や筋収縮を抑えたり、血管を拡張して血圧を下げ、骨を強くする働きもあります。
☆アレンジレシピ☆
イチジクとクリームチーズの生ハム巻き
【材料】2人分
・イチジク(生) …2個
・クリームチーズ …30g
・生ハム(スライス) …6枚
・黒コショウ …適量
・EXオリーブオイル …小さじ1
【作り方】
① イチジクはヘタを落とし、縦に6等分にくし切りにし、皮をむく。
② クリームチーズは棒を12本作る
③ 生ハムは破れないように1枚づつ離しておく。
④ 生ハムを敷き、切ったりイチジクとクリームチーズをのせて、優しく巻く。
⑤ お皿に盛り付け、黒コショウとEXオリーブオイルをふりかけて完成。
不老不死の果実〝イチジク〟
イチジクは夏から秋にかけて出回り、9月に旬を迎える果物です。実の内部に花をつけ、外から花が見えないことから「無花果」という漢字の由来があります。
果実の中に白い花をつけて肥大するイチジクはプチプチとした食感が特徴です。
栄養豊富なイチジクは美と健康に欠かせない食品です。
☆栄養価と効能☆
【ペクチン】
イチジクには水溶性食物繊維の一種である「ペクチン」が含まれており、水分を保持する性質があることから、小腸において、栄養の消化吸収スピードを遅らせるのに役立ちます。
また不溶性食物繊維もバランス良く含まれおり、便のカサを増やして、便通を促す作用があります。
【フィシン】
イチジクにはたんぱく質を分解する酵素である「フィシン」が含まれており、たんぱく質の消化に役立ちます。たんぱく質と一緒に摂ったり、食後に取ったりすると、消化吸収を促してくれる働きがあります。
【アントシアニン】
イチジクには有害な刺激から目を守り、目の働きを助ける作用があります。また紫外線や刺激やストレスにより増えた活性酸素はシミやくすみ、たるみなど肌トラブルを引き起こす原因となりますが、アントシアニンは強い抗酸化作用があり、活性酸素から肌を守ってくれますし、コラーゲン生成を促す作用もあります。
【植物性エストロゲン】
イチジクには植物性エストロゲンが含まれており、卵巣ホルモンとよく似た働きがあります。女性特有の体の不調をイチジクには緩和する効果があります。
【鉄・カルシウム・マグネシウム】
イチジクには鉄やカルシウムマグネシウムなども含まれており、貧血予防や筋収縮を抑えたり、血管を拡張して血圧を下げ、骨を強くする働きもあります。
☆アレンジレシピ☆
イチジクとクリームチーズの生ハム巻き
【材料】2人分
・イチジク(生) …2個
・クリームチーズ …30g
・生ハム(スライス) …6枚
・黒コショウ …適量
・EXオリーブオイル …小さじ1
【作り方】
① イチジクはヘタを落とし、縦に6等分にくし切りにし、皮をむく。
② クリームチーズは棒を12本作る
③ 生ハムは破れないように1枚づつ離しておく。
④ 生ハムを敷き、切ったりイチジクとクリームチーズをのせて、優しく巻く。
⑤ お皿に盛り付け、黒コショウとEXオリーブオイルをふりかけて完成。
