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管理栄養士コラム

【第27回】スーパー食材!〝ブロッコリー〟

2021-12-18
ブロッコリーはアブラナ科の緑黄色野菜で花蕾(からい)を食用とするキャベツの一種がイタリアで品種改良され、現在の姿になったとされています。通年を通して流通していますが、旬は11月~3月の寒い時期です。ブロッコリーを選ぶ際は全体的に緑色が濃く、花芽が密集しているものが鮮度が高いのでおすすめです。
ブロッコリーの栄養成分
『免疫力アップ!ビタミンC』
ビタミンCは体内で合成することが出来ない栄養素なので、食物から取り入れる必要があるあります。ブロッコリーには(茹でても)レモン3個分のビタミンCを含んでおり、100g当たりで一日の必要なビタミンCの半分が摂取できます。ビタミンCは免疫力アップや美肌効果、アンチエイジングに欠かせない栄養素です。
『がん予防に!スルフォラファン』
ブロッコリーに含まれる、スルフォラファンは抗酸化作用と解毒作用があり、がん予防に効果的です。スルフォラファンはブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトの方が
含有量が多いのでスルフォラファンを摂取したい時はブロッコリースプラウトもおすすめです。
『整腸作用に効く!食物繊維』
ブロッコリーには野菜の中でも豊富な食物繊維が含まれており、腸の蠕動運動を促進し、便秘解消に効果的です。不溶性の食物繊維なので便の量を増やして便秘改善の働きがありますが、ひどい便秘にはかえって悪化させてしまう事があるので、水溶性の食物繊維(海藻・キノコ)も一緒に摂ることで便がゲル化し、排便しやすくなりなす。
『栄養価◎!たんぱく質』
ブロッコリーは植物性のたんぱく質を豊富に含みます。たんぱく質は筋肉や骨を作る元となる栄養素です。ブロッコリー(茹で)100g中に3.9g含まれており、野菜の中でも非常に多いです。筋トレやダイエットする方、また高齢者の方にも積極的に摂取してほしい食材です。
『妊婦さん必須!葉酸』
赤血球を作る栄養素でである葉酸は「造血のビタミン」と呼ばれています。葉酸は妊婦さんにとって重要なビタミンです。妊婦初期に適量を摂取することで胎児の先天性の異常である神経管閉鎖障害のリスクを低下させます。
 
☆簡単レシピ☆
ブロッコリーとトマトのチーズ焼き
【材料】
・ブロッコリー  1株
・ミニトマト   5~6個
・溶けるチーズ  50g
・オリーブオイル 大さじ1
・カレーパウダー 小さじ1
・ハーブソルト  小さじ1
・粗挽きブラックペッパー お好みで適量
【作り方】
ブロッコリーは花蕾を一口サイズに切り分ける。芯は硬い所はそぎ落とし、一口サイズ
に切る。ミニトマトは4等分に切る。
ブロッコリーは沸騰したお湯で5分程度軽く下茹でし、ザルに挙げておく。
フライパンにオリーブオイルを敷き、ブロッコリー、ミニトマト、カレー粉、ハーブソルトを入れて、ミニトマトが柔らかくなるまでじっくり炒める。
上から溶けるチーズをのせて、チーズが溶けるまで加熱する。
最後に粗挽きブラックペッパーをかけて完成。
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